概要
Jun 13, 2006 by Vulputate
「琉歌」とは、奄美・沖縄・宮古・八重山諸島に伝わる叙情的短詩形歌謡の総称とされている。定型短詩(上句8・8、下句8・6の30音)が主流である。室町時代に沖縄に伝わったとされる和歌と元々沖縄に存在いていた琉球詩「おもろ」のスタイルとを区別するためにつくれられた名称である。ちなみに、「琉歌」は三線にのせて歌うものとして発展してきたと考えられている。また、この琉歌は和歌同様にウタとも呼ばれているが、詠むための歌であると同時に謳うための歌でもある。琉歌の歌体として、短歌形式では短歌(八八、八六の三十音形式)仲風(七五、八六、または五五、八六形式)があり、長歌形式では、長歌(八八八八の連続音で最後は六音)、つらね(八八の連続音で最後は六音)、木遣り(八八の連続音、間に囃子が入る)、口説(七五の連続音、和歌の風潮に似ている)こういった歌体で分けられており、奥の深いものとなっている。